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~面接を難しく考えすぎてしまう人へ~

日々面接官をやっていて、ふと思ったこと。


面接官の仕事って、
要するに、



イメージする仕事である。




結局のところ、面接とは、

目の前にいる学生がもしこの会社に入社した場合、
数年たって、しっかり活躍してくれているだろうか?

をイメージする仕事なわけです。



本当は履歴書の情報だけでそれが全部イメージ出来ればいいのだけど、
残念ながらそうはいかないので、

いろいろ質問をして学生自身の情報を教えてもらって、
頭の中での入社後の活躍イメージをできるだけリアルに作り上げていく。



要するにこれが面接というものの本質です。



いいところも、
悪いところも、
全部教えてもらって、


"うん、まぁおそらく活躍できそうだな、
うまくすると最大限に能力が発揮出来ちゃった場合、こんなすげーことやっちゃうかもな、
逆に伸び悩んじゃった場合は、こんな風になっちゃうリスクはあるな、
ま、でも仮にそうなっても、こうやってフォローすれば這い上がってくれるだろうな"



みたいなことを一通り頭の中でイメージして、納得出来たら、


合格!


となるわけです。





そしてこの、



”入社して数年で、しっかり活躍できるだろうか?”

というのは、

面接を受ける学生にとっても極めて大事なことのはずです。



従って、僕に言わせれば、

面接官と、面接を受ける学生の目的は、

ほぼほぼ同じである。



つまり面接とは、


同じ目的を持った、
面接官と学生との共同作業である。



このことに気づいて自然な自己開示をしてれる学生に対して、面接官はとても良好な協力関係を築くことができます。
(そういう面接ができた回は、本当に気持ちがいいです。)

逆に面接官に悪いところを見せまいとして対決姿勢で臨まれると、おのずと面接官としても、疑いの目で隠れた真実をあぶりだそうとする姿勢になってしまいます。

悪い面もちゃんと知らないと、
「入社後、順調にはいかなかった場合にどうなってしまうか?」が正しくイメージできないからです。
(こういう面接をしてしまうと、面接官としても気持ちよくはないし、学生さんに本当に申し訳ない気持ちになります。)



というわけで、結論、



【面接を難しく考えすぎてしまう方、面接が怖い方へ】

面接官と学生との目的は同じ、
面接官がイメージしやすいように素直に自己開示をすれば、おのずと協力関係が生まれ、結果もついてくる!





次の面接が、うまくいきますように(^^)



最後までお読みいただきありがとうございます!
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プロフィール

(株)ヴィジブルート代表平川敏章

(株)ヴィジブルート代表平川敏章
京都大学 総合人間学部卒業。
メガバンクを経てITベンチャーで新卒採用担当人事を経験し、起業。人事コンサルとして採用業務にかかわる傍ら、日々就活生のキャリアの相談に乗っています。
これまで人事としてかかわった就活生は10,000人以上。
とにかく情報が溢れかえって自分を見失いがちな就活を、わかりやすく、丁寧に、そして本質的に、サポートするのが僕のミッションです。

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